辰野金吾 辰野堅固 東京駅設計 レンガ好き 泉谷しげる好演 100年の大計
戦前の東京駅
戦後改修前の東京駅
アハ!体験!
・戦前は総三階建て→戦後二階建て
・戦前円筒状ドーム→戦後四角形
設計したのは辰野金吾
東京駅を造るとき、当時アメリカで流行の鉄筋コンクリート造りを廃し、従来の鉄骨レンガ造りを貫いたそうな。
ついた別名が
辰野堅固
でも、竣工して数年後にやってきた関東大震災にもびくともしなかったらしい。
震災直後の東京駅
関東大震災にもびくともしなかった東京駅は空襲で三階部分とドームが損傷
それで上記戦後改修前の写真のやうに二階建てになったのですね。
これを平成大改修で往時の姿にほぼ復元
泉谷しげる演じるこの辰野金吾
側のレンガだけではなく地下にも1万本以上の木製杭を打って地震に備えたことが平成大修理で発見されたとか。
今回の改修も基本は当時の鉄筋とレンガをそのまま使ってるんですから、明治人はまさに100年スパンで仕事をしていたのですね。
はじめ見たときはおかしなおっさん程度しかおもっていなかった泉谷しげる。名優の部類に入ってきました。