戦前の学生の象徴マント
今生の別れになるかもしれない
思わず振り返ると・・・
出征兵士に混ざって東京を発つ日
常子を探したが来なかった
車内で常子との日々に思いを寄せていると
車窓に気づいた
慌てて窓を開けると
河原には常子が・・・
星野は叫ぶが列車の音で聞こえない
常子はそれを見届け気持ちの整理をした。
そして一礼を
常子を車窓から見続ける星野
家に戻った常子はみんなに挨拶もせず2階へ
それに気づいた母君子
二階に駆け寄ると星野との結婚の申し込みと別れを告げる。みんなをも少し見届けたいと
君子は思いを話す常子を抱き寄せる